写経すると文章力が上がるっていうけど、実際どうなの?
やり方とかわからないから出来ないよ。
おすすめの方法とかあるの?
こんな悩みに答えていくよ!
✔この記事の内容
- 文章力アップに写経がおすすめな理由
- 文章力がアップする写経のやり方
完全未経験から始めたわたしですが、文字単価2.5円の案件も獲得できるようになりました。
文章力がない状態から案件が獲得できるようになったのも『写経をして文章力が上がった』からです。
この記事を読むことで、文章力が格段にアップする写経の方法を理解できます。
写経すればするほど文章力が上がっていることを実感できるはずです。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
文章力アップに写経がオススメな理由
写経をすることで文章力は上がります。
なぜなら、写経すると今の自分に足りない多くのことを学ぶことができるからです。我流で文章を書いていても文章力はアップしません。
何事も『最初はマネをすること』から始まります。我流でバットを振っていてもホームランは打てません。
まずは、写経をして文章をマネすることが文章力アップの最初のステップです。
写経をやって学べることはこちらの通りです。
- 文章の表現方法
- 記事の構成
- 1文の文章量やリズム
- 文章に込めている意図や意味
文章の表現方法を学べる
写経していると『こんな風に書くのか!』と文章の表現方法を学ぶことができます。
わたしは具体例を書き出す時にいつも「例えば」と書き出すことがクセでした。
しかし、写経をすると色々な書き出しがあることに気づくことができました。
- 例をあげると
- 具体的には
- 実際に
- 分かりやすく言うと
などなど。
繰り返しにはなりますが、写経をすると文章の表現方法をたくさん学ぶことができますよ。
記事の構成を学べる
伝わる文章にするためには、記事構成がしっかりとできていることが必須です。
めちゃくちゃな記事構成では、どんなに丁寧な文章を書いても読者には伝わりません。
つまり、わかりやすい文章を書くためには記事構成を学ぶ必要があります。
写経は文章以外にも記事構成や記事の流れを学ぶことができます。
1文の文章量やリズムを学べる
写経では、1文の文章量やリズムも学ぶことができます。
「どのくらいの文章量で書くのか」
「どこで句読点を入れるのか」
文章の細かい点は同じ人の記事を何回も写経していると分かるようになります。
句読点の位置や文章量などの細かい部分に気を配ることができれば、高い文章力を身につけることができますよ。
文章に込められている「意図や意味」が学べる
スキルが高い人が書く文章には必ず「意図や意味」があります。
写経をしていると文章に込めている裏の部分も、理解できるようになり始めます。
分かりやすいのはセールスライティングの文章。
最終的に商品を購入してもらうために、文章にはたくさんのフックが仕掛けられています。
「なぜ、このタイミングでこんな事をいうのか」
「なぜ、この表現を使うのか」
上記のように疑問を持ちながら文章を分析すると、読者を行動させるための文章力も写経で身につけることができます。
初心者なら写経をするとたくさんの学びを得られます。
少しづつで良いので、実践してみましょう。
文章力が上がる!オススメの写経の方法【4ステップで解説】
闇雲に文章を書き写しても意味がありません。
時間の無駄使いになってしまうだけ。
そこで、文章力が確実にアップする写経の方法を4ステップでお伝えします。
- 写経する記事の準備
- 写経する
- 写経した文章を分析
- 分析内容をまとめる
写経する記事の準備
写経する見本記事を準備しましょう。
写経する見本記事は、どんな記事でも構いません。
わたしは写経する際は、以下のようなポイントに気をつけています。
- 自分が書きたい分野の記事
- 実績があるwebライターの記事
- 1人ではなく3人程度参考にする
「読みやすいな」「わかりやすい!」など直観で選んだ記事を写経してもOKです!
1人の記事ばかり写経していると、悪いクセも身についてしまう可能性があります。
できれば数人の方を写経して、それぞれの良い点を探すのもオススメです。
写経する
写経する時は、画像のような状態で写経します。
左側に『写経の見本記事』を開いて、右側に『Wordやメモ』など写経するスペースを準備。
タイトルから最後の文章まで、一気に写経しても構いません。
しかし、オススメはH2(見出し2)ごとに分割して写経するのがオススメです。
1度に写経してしまおうとすると
- 一気に書き上げると分析するのが怠くなる
- まとまった時間が必要
- 途中であきてしまう
このようなデメリットがあり長続きしません。
小まめに分割しながら写経すると、集中して分析できるので細かい部分にも気づくことができます。
写経した文章を分析
写経した後は必ず『分析』をしましょう。
写経をして文章力を上げるためには『分析をすること』が絶対に必要です。
なぜなら、文章を書き写すだけの写経は「ただの作業」でしかないから。
必ず「なぜ?」という視点をもって、振り返る時間を設けることが大切になります。
分析を続けることで自分には出来ていない部分に気づくことができます。
ライター
分析しろって言われてもどうしたらいいの?
私なりのやり方、見るべきポイントを共有するね!
写経した後は、以下のような点を確認しながら分析しています。
- 赤文字にしている部分
- 太文字にしている部分
- この文章で読者をどうしたいのか(執筆者の思い)
- この記事の潜在ニーズの回答はどこなのか
- なぜ、この「単語」が使われているのか
基本的に「なぜ?」という視点をもって文章をチェックするといいですよ。
例があるとわかりやすいと思うので、わたしのブログ記事を参考にして解説します。
分析のやり方
今回は導入部分を参考に解説したいと思います。
(人の記事を勝手に使用することができないので、わたしの記事を使います。)
文章を写経した後に「なぜ?」という視点を持って全ての文章を振り返ります。
すると、下記のようなことに気づけるはずです。
このようにして、写経した文章を振り返って分析してみてください。
たくさんのことを学べて文章力が確実にアップしますよ。
分析内容をまとめる
すべての文章を写経して分析したら、気付いたことや学んだことをまとめましょう。
写経して「学べた!」と思っても、明日には忘れてしまうのが人の記憶です。
忘却曲線を知っていますか?
人の記憶は20分後には42%忘れてしまい、1日経つと66%も忘れてしまうというものです。
全てを覚えておくのは、はっきり言って不可能。
学んだ内容は、いつでも振り返ることができるようにしておきましょう。
わたしは、記事作成の原本ファイルにまとめています。
記事作成前に1読してから記事を書いていますよ。
オススメの写経法で起きた変化
わたしは、過去に写経を50記事ほどしていますが、文章力が上がったことを実感しています。
写経を実践して感じた変化はこちら。
- テストライティングの合格が増えた
- 表現方法の幅が広がった
- 文章に『意図』を持たせて書けるようになった
テストライティングの合格が増えた
写経で記事の構成や文章の流れを勉強したことで、テストライティングで合格することが増えました。
完全未経験で始めたwebライター。
webライティングの基本も知らない状態でしたが、写経することで基本を学べたことが大きな理由だと考えています。
継続案件も頂くようになり、文字単価2.5円の案件もゲットできるようになりました。
表現方法の幅が広がった
もともと国語が苦手で語彙力のない私でも、色々な表現方法を使えるようになりました。
同じ意味であっても表現方法はたくさんあります。
初心者は語彙力や説得力のある表現が欠けているので、表現の幅を広げることは必要です。
写経すればするほど、たくさんの表現方法を学ぶことができますよ。
文章に意図を持たせて書けるようになった
文章には「意図」があります。
- 読者の共感を得る文
- 読者の背中を押すメッセージ
- 読者の不安を煽るメッセージ
- 視点を変える文章
など。
最初は、ただ書きたいことを書いていました。
しかし、これでは自己満足の文章しか書けないし読者の役にも立ちません。
文章に込められた「意図」がある事を知ってからは、クライアントさんに「流れがきれいですね」と褒めて頂くことが増えました。
文章の「意図」を考えて記事を書くと、より文章力の高いwebライターに近づけますよ。
写経をして1番良かったと思うことは、文章に込めた意味が理解できるようになったこと。これからも空いた時間に写経をしてレベルアップしていきます!
【まとめ】文章力アップしたいなら写経がオススメ!
この記事では文章力をアップするための写経の方法を解説しました。
✔本記事のまとめ
- 写経すると学べること
- 文章の表現方法
- 記事構成
- 1文の文章量やリズム
- 文章に込められた意図や意味
- 文章力がアップする写経の方法
- 写経する記事を準備
- 写経
- 写経した文章を分析
- 分析内容をまとめる
やり方はとてもシンプルですが、確実に文章力が上がります。本を読んだり動画で文章の勉強をするのも良いですが、即効性が高いのは写経だと思っています。
ガッツリまとまった時間を確保しなくても、空いた時間で始めてみてください。必ずあなたの文章力アップに繋がるはずです。
もし、もう少し「写経の方法」を詳しく知りたいと思った方は、Twitter(セラバン:@shinya_k8)にDMしてください。
丁寧に解説しますよ。
最後まで読んで頂きありがとうございました。